文字間隔(Tracking)
文字の間隔を基本的に一律で変更し、スケールは替えることなく空間を変更する表現です。MVの歌詞組みでよく使われる印象があります。
似た言葉にカーニング(Kerning)がありますが、カーニングは文字組みの過程でより綺麗に見えるように(場合によってはわざと崩して)文字ごとに調整を行う行為で、一律に変更するトラッキングとは区別されます。
手書き(Handwritten)
周回(Orbit)
題名
原理
作成
発展
関連
作成日 : 2020-10-12
原理
1. 演出の立ち位置
カーニングは控えめな演出に分類されるように感じます。位置関係などの視覚情報があまり変化しないので、視認性を損ねずにお洒落感を醸し出すことができます。ただ出現させるだけでは寂しい場合に加えると良いでしょう。
作成
1. トラッキングアニメータ
一律で変更する場合はテキストのトラッキングアニメータで実現が可能です。
2. 位置変更とトラッキング
今回の例の「文字間隔」は実際はトラッキングでは無く位置の変更で行っています(トラッキング自体も見方によっては位置変更です)。一律で変更するのも良いですが、少しルールから外れた動きを入れるのも良さそうです。
発展
1. 微妙なスケール変更を加える
間隔の変更前～変更後にかけて微妙なスケール変更を加えることでより滑らかな表示になります。
歌詞の表示ではスケールもトラッキングも急激な変化よりはほのかに追加する位が綺麗です。
歌詞の表示ではスケールもトラッキングも急激な変化よりはほのかに追加する位が綺麗です。